東北ぶらリンコ

山形県　酒田市　飯森山公園内　土門拳記念館Ⅱ　　　　　　土門拳記念館Ⅰの記事はコチラ♪

　　　　

　　

館内廊下を歩いていくと　棟方志功作品が観えて来ます。

作品を観て「ガツーン」ときて　隣の解説を読んで　また「ガツーン」

入り口で　ノックアウトされてしまいました。

棟方志功の言葉だそうですが　こんな様なことが書いてありました。

「人間が獲物を狩るときには弓や鉄砲を使うが　花は心で狩る」


クラクラ後ろを振り向くと今度は「釈迦十大弟子」＋２の初版のボディーブロー

向かって右端の作品ボディーブローが利いてきたのか　なんか違う

どう見ても手の指が六本と四本に見えます

以前テレビの解説で「棟方志功が制作に没頭しすぎて・・気にしないで・・・」

みたいなの思い出しましたが　全部見て違うと思いました。

だって　ほかの作品数えにくいのいっぱいあったけど　どれも五本五本

この作品は数えやすいけど違ってる。

たとえば　千手観音が人々を助けるための道具をたくさん持つために腕があるように

棟方志功は　これしかないんだと思って　こうしたんだと思いましたね。

だって　棟方志功は観音様の大家ですから


風貌には　土門拳が棟方志功を撮った写真があります

そして「棟方志功と土門拳」コーナーには　

芝生に座った二人が手を取り合って笑っている写真があります

前者は　土門拳のレンズに狙われ身動きできなくなった棟方志功に見えますが

後者は　棟方志功ワールドに包み込まれてしまった土門拳に見えます。

こんな両巨匠の作品が一度に観ることができる企画　見逃したら損ですよ♪

土門拳記念館情報は　こちらから♪